珈琲豆屋大和

2017.07.21

アイスコーヒーの作り方

アイスコーヒーの作り方

夏本番!アイスコーヒーの作り方です。
作り方は大きく3つに分かれます

    • ドリップで冷やすやり方
    • 専用器具での水でのドリップ式
    • 珈琲の粉と水を長時間漬け置くやり方

1、ドリップで冷やすやり方
 コーヒーメーカーやハンドドリップで抽出したコーヒーを冷たいコーヒーにします。
基本的には急速に冷却することによって風味の劣化を防ぎます。 コーヒーメーカーにはホット用の半分のところにアイスコーヒー用の目盛があるものが多いです。倍の濃さのコーヒーに氷を入れてすぐ冷ますのが一般的でが、薄くなりやすいと思います。
 サーバーに先に氷を入れておくか、冷却器を使うか、出来てから一気に氷を入れたグラスに注ぐか、「急冷」にもいろいろやり方があります。
 お店で作る時(360ccグラス)は、深煎り珈琲豆を計量スプーン2杯と0.8杯。約200cc抽出して、サーバーを水でアラ熱を取って氷を入れたグラスを注ぎます。アイスコーヒーのグラスは意外と大きいですし、アツアツのコーヒーだと薄くなりすぎてします時があるため、アラ熱をとります。スプーンでかき混ぜて味見します。氷がほとんど溶けたり、ぬるくなったりしますので氷を足すことが多いです。
美味しく作るのは難しいと思いますが、口の中に香りがふわっと残る贅沢なアイスコーヒーです。
薄まらないうちに早く飲んでくださいね、って思ってしまいます。

2、専用器具での水のドリップ式
ウォータードリップマシンを使用するやり方です。数万円する高価なものから手頃な価格なものまであります。一滴ずつぽたぽたと落ちるので、鑑賞用としても楽しめます。数時間か一晩かけて抽出します。
 コーヒーの油分もじっくりと抽出されるため、コーヒープレスのような、それでいてすっきりした味わいです。これは味として重く感じられる苦み成分などが水にはあまり溶けないためです。粉の量を多く使えばそれなりにしっかりとした味になりますが、個人的には30gで500ccぐらいのすっきりした味わいの水だし珈琲が好みです。
 ちなみにイワキのウォータードリップコーヒーサーバーは45gで500ccぐらいと説明書に書いてありますが、新鮮な珈琲豆を使用すると水でも膨らみますので溢れます。

3、珈琲の粉と水を長時間漬け置くやり方
ポットタイプもありますし、麦茶パックに珈琲の粉を入れてそのまま一晩置いておいてもいいです。
ウォータードリップマシンより濁りがでますが、手軽なやり方です。大量の水とコーヒーの粉をまぜて一晩置いて、巨大なネルで濾す、という業務用のアイスコーヒーの作り方もあります。
 
最近のおすすめ
コーヒーメーカーなどで、サーバー最大量まで抽出。すぐに大きなボールで冷ます
カリタ コーヒー
これはカリタのコーヒーメーカーで作りました。40gぐらいで約600cc
冷ます コーヒー
大きいボールに氷をいれて冷まします。
完全に冷めたぐらいから一日ぐらいまでが飲みごろです。だんだん「すっぱ濃く」なっていきます。

  アイスコーヒーには深煎りの豆のほうが向きます。人間に舌は冷たくしたコーヒーの酸味を感じやすいためです。ただ酸味のあるアイスコーヒーも悪くないです。要は良質の(甘みのある)コーヒーはどう淹れてもおいしい可能性が高いということです。スーパーなどで焦げたような深煎り豆をアイスコーヒー用として販売しているため消費者はアイスコーヒー用の豆があるのだと勘違いしてしまいますが、苦いだけの味わいです。
 
 また、喫茶店などでもその場で作ってくれるアイスコーヒーは少なくなりました。
すぐでてくるのはいいのですが・・・。


Top