2017.06.24
コーヒーの美味しさ
美味しいコーヒーについて
こちらでも多用していますが「美味しい」は主観です。
「味」に対して用いられますがそもそも「美味しいコーヒー」とは何でしょうか?
人の感じる基本味
- 甘味
- 苦み
- 酸味
- 塩味
- うま味
以上の5つといわれています。
また、「辛味」「渋味」も広い意味で味に含まれます。
コーヒーは「苦味」が「美味しさ」に関連するやや特殊な飲み物ですが、要は「うま味」を感じられることが重要となります。
「うま味」とは?と考えたとき思い浮かぶのは「だし」でしょうか。
きちんととった「だし」は多くの人が美味しいと感じるはずです。
日本料理3大うま味成分は
- グアニル酸
- イノシン酸
- グルタミン酸
といってもコーヒーには含まれません。
「美味しさ」は難しいものでして、味以外にもいろいろな要素に影響を受けると思われます。
また食習慣や食体験、健康状態、心理状態によっても感じ方は違いますし、風評によるところも大きいでしょう。
ただ、ちゃんと「だし」をとった味噌汁とインスタントみそ汁は「美味しさ」は違うと思います。
ちゃんと「だし」をとった味噌汁と「味のもと」的なだしの味噌汁の「美味しさ」の違いは分かりにくいかもしれません。
「だし」も奥深いと思いますが、当店の味噌汁は「いりこ」「昆布」。最近は小分けパックの「かつおぶし」も使用してます。
料理で「美味しさ」を作るには複合的なことでどうにかできることが多いですが、コーヒーはそのままに近いものです。
ちなみにコーヒーの主要成分は?(生豆)
- 水分
- カフェイン
- クロロゲン酸類
- ショ糖類
- 多糖類
- アミノ酸
- タンパク質
- 酸
- 脂質
- 灰分
もちろん他にもクエン酸、リンゴ酸、キナ酸、リン酸など味に関係しそうな成分などいろいろ含まれています。