コーヒー豆の産地
今ではギフトを送るシーンなどでも大活躍しているコーヒー。今回は、その産地について焦点を当て、 説明していきたい思います。
コーヒー豆の産地
コーヒーベルトと呼ばれる北緯25度南緯25度の赤道付近の国で栽培されます。
- 中南米
- アフリカ
- 東南アジア
- カリブ海などが主な生産地域となります。
♦ 中南米のコーヒー ♦
ブラジル、コロンビアなどよく聞くなじみのあるコーヒーは南米です。 ブラジルはコーヒー生産量が世界一でコロンビアは第二位です。(アラビカ種で) ブラジルのコーヒーといっても広大な国でして、地域などによって味わいが異なります。
「ブラジル サントスNO.2 スクリーン18」などというのは、サントス港から出荷された 輸出規格NO.2グレードのスクリーン(大きさの基準)が18以上の豆ということです。要は地域も農園も関係なく、 ブラジルの豆を混ぜたものでした。
近年では味も大切だということで、地域や農園の特定できる豆が主流となってきています。 野菜などにもいう「トレーサビリティ」というものです。
中米はガテマラ、コスタリカ、エルサルバドルなど良質のコーヒーの産地です。 高地で気温差があるところでとれるコーヒーが良い味になりやすいようです。 品種も様々なものが植えられていますが地域が似ているせいか、味の傾向が似ています。
♦ アフリカのコーヒー ♦
有名な「モカ」とは紅海に面したイエメンの港町の名で、大航海時代にここから積み出されたコーヒーにはこの名が冠せられました。 日本では名残として、イエメンとエチオピアのコーヒーを「モカコーヒー」と呼びます。「モカ」「キリマンジャロ」「~マウンテン 」などブランド名みたいにするのが好きなようです。
アフリカのコーヒーの産地は、エチオピア、タンザニア、ケニア、ルワンダ、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ブルンジ、 ウガンダ、イエメン(中東)などが有名です。