珈琲豆屋大和

2020.12.05

【広島の珈琲豆屋大和 新着豆】ニカラグア

以前は大粒の品種マラゴジペのニカラグアがよく入荷していましたが、近年ニカラグアは天候不順などで品質的に厳しい状況みたいでした。
久しぶりのニカラグアで在来品種「ブルボン」です。これまたコーヒーも品種改良がすすんでいますが、「ブルボン」は昔からある品種です。
コーヒーの品種改良は生産性を高めるため味を犠牲にした時期があり、あまり良いイメージがないですが、近年は味の観点から考えた品種改良が進んでいます。

ニカラグア

農園名     モンテ・クリスト農園
煎り具合       中深煎り
味の傾向    酸味ひかえめでカカオっぽい感じ
おすすめポイント    在来品種ブルボン
<農園情報>
農地:モンテ・クリスト農園
生産者:ハイメ・モリナ
所在:マドリス県ラス・サバナス
標高:約1,350~1,650m
<ニカラグアとモンテ・クリスト農園>
ニカラグアは中米の中でも標高は低めで、高品質コーヒーはごく一部の地域で生産できるかどうか、といった生産国と言えます。さらに近年の天候不順により全体的に品質が厳しい状況にあります。    ハイメ氏は、土壌とマッチし良い品質を生み出すのはブルボン品種と考え、さび病が猛威を振るう中でもブルボンを生産し続けている少ない生産者の一人です。
またラス・サバナスは干ばつの被害にあいやすい地域であるため、多額の資金を投入し、灌漑設備を農地全体に張り巡らせるなど、環境に向き合い品質にチャレンジしている生産者です。
標高の高いほうが酸がしっかりでて高品質といわれますが、
酸味の苦手な方には、標高は低いけど在来品種で意識の高い
生産者のコーヒーがいいかもしれません。

ニカラグア


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