珈琲豆屋大和

2018.01.20

【広島の珈琲豆屋大和 生豆のハンドピック】スペシャルティコーヒーで必要か?

 

コーヒー屋のこだわり「ハンドピック」。
大きさの不揃い豆や虫食い豆、色のおかしな豆などを手で選別することです。

小規模の自家焙煎のお店なら基本的に行うところが多いです。
生豆の状態と煎ってからの2度ハンドピックするお店や煎ってからだけ行う店もあります。
「こだわり」というほどのことではないですが、昔は異物や石などがけっこう入っていたものでして。
 
しかし、スペシャルティコーヒーなど、高品質といわれるコーヒー豆は現地で念入りにハンドピックされていることが多く、生豆の状態でかなりきれいです。
 生豆のハンドピックは必要でしょうか?
 

コーヒー豆によります

スペシャルティコーヒーでも石の混入があることがあり、こういったコーヒー豆は生豆と煎り豆で2回行ったほうが無難です。
しかし基本的にはあまり必要がないと思われます。
 うちは焙煎の流れで生豆もいちおうハンドピックしますが、あまり厳密には行わないです。

 

 

しっかりハンドピックするコーヒー豆

しかし生豆からしっかりハンドピックする豆もあります。

  • おすすめなのですがポテト臭のおそれのあるルワンダ
    ルワンダ 生豆
    この小さな穴のあるコーヒー豆がとくに危険です。
    ルワンダ 煎り豆
    焙煎してからも入念に。
    ルワンダ
    変な豆が混ざらないように。

    煎ってからですが、ハンドピックをしっかりする豆

    ・非水洗式(ナチュラル)のコーヒー豆
    エチオピアのナチュラルなどは煎った後ハンドピックが大変です。
    ナチュラルは精製の特性上、色の付きにくい豆の混入が多いです。
    エチオピア ナチュラル 豆
    ・浅煎りのコーヒー豆
     直火式焙煎のためもあり、色が薄すぎてしまう豆の混入が発生しやすいです。

 

まとめ

高品質豆のハンドピックはやらないよりやったほうがいいですが、これにより味が劇的に変わるわけではありませんので。

 


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